2018-12

読書『食品表示の罠』


食品表示の罠 (ちくま新書) [ 山中裕美 ]

価格:842円
(2018/9/26 17:16時点)




 主に、食品の成分表示から受ける印象と実態の乖離、そしてそれが生じる原因について書かれています。初めて知ることが多かったです。

 例えば遺伝子組換え食品の定義です。これは含有量が5%未満であるときや、意図せず混入した量が5%以下であるときはその表示が不要であったりします。「遺伝子組換えでない」と表示されている食品を選んだとしても、既に摂取している可能性があるという事実に驚きました。

 食品添加物については、使用が認められている食品と認められていない食品があり、更に使用した場合でも、袋に入れて販売する場合には、表示義務がありますが、袋に入れないで販売する場合にはかかる義務はないそうです。
 一方、食品添加物を使用しないとなると、カビや腐敗を抑えつつ大量生産するというのは、かなりの費用や手間がかかるそうです。例えば、Aという食品添加物が健康に良くないと認知されて、事業者は代わりにBを使うものの、Bにもそれなりの問題があるのだとか。

 少し本から逸れますが、そもそも添加物は人体に悪影響ばかりなのか、という問題もありますね。なぜ添加物を敬遠するのか考えてみると、添加物の実態がよくわからないからかもしれません。昔から食べられているものであれば、心理的に安心というのがあります。
 私は、なるべく避けたほうが良いのかなという考えですが、普段口にするものにも食品添加物が沢山含まれているでしょうし、そういった食品を利用することによる恩恵を受けています。ファーストフードは時々食べたくなりますし、ペットボトル飲料もよく利用しています。
 また私が毎日使っている洗口液には、次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。これはカット野菜が傷むのを防止したり、タオルなどの汚れを漂白したりする際に用いる物質だそうです。多分、体に良いものではないでしょう。しかしその洗口液は、私にとっては生活上必要なものなので使用を止めるという選択肢は今のところありません。

 大切なのは商品を選択するときの納得感なのかなと思います。そのために、食品表示の仕組みを知るという意味でとても有益な本でした。

 この本でも食品添加物を一概に否定してはいません。食品の表示を文字通りに受け取って、誤解したまま商品を選ぶよりも“知った上で選択する”ことの必要性が書いてありました。
 加えてこの本の著者が料理研究家なので、巻末に料理のレシピがいくつか載っていて、参考になりました。

 読むにつれて、普段購入する食品は、法律によって守られているのだなと実感すると同時に、法律の改正次第で、食の安全も変わる可能性があるのだなとの考えも浮かびました。様々なニュースや法改正を追うことは大変ですが、そのような情報に接する際には関心を持って見てみようと思いました。




テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

読書 『料理のなんでも小事典』


料理のなんでも小事典 カレーはなぜ翌日に食べる方がおいしいの? (ブルーバックス) [ 日本調理科学会 ]

価格:1,144円
(2018/9/16 12:02時点)




 料理の雑学について、1つのテーマにつき2~3ページで解説してあります。

 料理をしていると、なぜこの作り方なのだろう、この過程を省いたらどうなるのだろう、と思うことがあり、そういった根拠を知りたかったので、手に取りました。
 ジャガイモは熱湯から茹でたほうが煮崩れしにくいだとか、あく抜きのコツであるとか、すぐに料理に役立てられることが多く書いてありました。

 1度読むだけでは覚えられないので、辞書的に使いたい本です。





【料理本】 『一流料理長の和食宝典 私たちへ300レシピの贈り物』


一流料理長の和食宝典 私たちへ300レシピの贈り物 (別冊家庭画報)

価格:2,484円
(2018/9/16 12:11時点)




 複数人の料理長のレシピが載っている和食の本です。

 家庭で浸透している肉じゃがや卵焼きのレシピもありますが、本格的で珍しいものも多く載っています。
 この本のなかで気に入ったレシピは「いり鶏」です。味付けはみりんと醤油なのですが、それと干し椎茸の戻し汁で甘さが良い感じになり、何度も作っています。

 レシピだけでなく野菜の切り方やあしらいの作り方など、コラム的なページもあります。
 興味深かったのは、料理長それぞれの出汁の取り方が書かれているところです。使っているのは“昆布”と“削りがつお”で同じなのですが、昆布を取り除くタイミングや削りがつおを入れるタイミングが違っていて、プロの方でも出汁の取り方は様々なのだなとわかりました。
 
 また“料理長からのメッセージ”では、「どうしたら和食上手になるか」というテーマが書かれていました。旬を大切にすること、なぜそうするのか自分で考えること、たくさん作ってコツを掴むこと等、とても為になりました。
 私は、料理で失敗すると落ち込むので、失敗しないように完璧なレシピを求めてしまいますが、絶対というものはなく、経験を重ねて、自分や家族の口に合う味付け、なじむ作り方を習得できれば良いのかなと思いました。

 写真が綺麗で、料理が載っている器もおしゃれなので、眺めているのも楽しい本です。





テーマ:料理の本 - ジャンル:本・雑誌

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